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バードウォッチング 冬
珍しい野鳥を効率よく観察できる環境
十勝川下流域に位置する地域では、天然記念物5種「タンチョウ、マガン、ヒシクイ(オオヒシクイ)、オオワシ、オジロワシ」
絶滅危惧種2種「ハクガン、シジュウカラガン」を1日で観察できます。
ロシアと本州を結ぶ中継地点として、ガン類は十勝に舞い降ります。
目的地へと飛び立つための休憩と栄養補給をかねて、飛来するガン類は十勝の広大な畑地に残ったとうもろこしや小麦を餌としてついばみます。
数百羽単位でオオハクチョウ、マガン、ヒシクイ、ハクガン、シジュウカラガンが同じ場所でその美しい姿が観察できます。
十勝平野で舞うガンの群翔は年々数を増しています
絶滅から復活したハクガンとシジュウカラガンを同時に見られることは、バードウォッチャーにとって奇跡を感じられる瞬間ともいえます。
数羽程度しか確認されなかった時を超えて、数百を超える群となって白と黒の翼で空を飛翔する姿を一眼見たいとこの地へ足を運ぶ方が多くいます。
道東のシンボル的な野鳥
道東域で人気となっている、タンチョウ・オオワシ・オジロワシ。
タンチョウは釧路のイメージがありますが、この十勝でも簡単に観察することができます。十勝平野ならではの生態系があります。タンチョウが生息する場所は、人の営みの場所である畑地や牧草地。そのため、自然の風景の中で活動するタンチョウを数十メートルの距離で観察が可能なのです。
ヨーロッパのバードウォッチャーが一度は見てみたいと、この道東まで人を呼び寄せる魅力を持つオオワシ。十勝川下流では、遡上後に生き絶えた秋鮭の死骸を狙って十数羽が群がる様子や雑木林で羽を休める姿を観察できます。
春はだいたい3月下旬から4月末まで、ガン類やタンチョウ、オオワシ、オジロワシが観察できます。その他、近隣で見られるアオサギのコロニーや十勝浦幌の美しい景観をご案内いたします。
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